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Branding
2023.01.01

企業や商品の成長を考えてブランディングに取り組みたいけれど、いざはじめてみようと思っても何から手をつけたらよいかわからずに困っていませんか?

まったくのゼロからはじめるかたでもわかりやすいブランディングの進め方を今回はご紹介します。

ブランディングのコンサルティングを手がけるCIRCLでは、これまで国内外の多くの企業のブランディングを成功へと導いてきました。これまで培ってきたブランディング手法の知識と経験をもとに、ブランディングを進めるための4つの手順と流れを、最初から最後までご説明します。また、ブランディングを構築するプロセスのなかで重要となる2つのポイントについても解説します。 

何からはじめる?基本的なブランディングの進め方

ブランディングを進めていくためには、大きく4つのプロセスがあります。

  1. 自社の現状分析
  2. 競合と比較
  3. ブランドアイデンティティの構築
  4. ブランドアイデンティティの浸透

これはブランディングを進めるときの基本的なフローですので、大企業であっても、中小企業であっても基本は同じです。また、個人事業主やフリーランスとして活動している方は、ご自身をブランドとして確立する手引きにもなりますので、ぜひ参考にしてみてください。 

まずは第1ステップとなる自社の現状分析からご紹介します。

自社の現状分析 

ブランディングをはじめるため、最初にとりかかるのが「自社の現状分析」です。

顧客や消費者にむけて、自社やその商品・サービスがなにものであるかを伝えるためには、自社やその商品・サービスを深く理解する必要があります。例えば、就職や転職の面接前に自分がこれまで歩んできた経歴や経験、長所や強みなど多くのことを振り返りますね。そこから企業にアピールしたいポイントをひきだします。

ブランドとして世の中に認知してもらうためのブランディングを進めていくプロセスも同じです。自社の現状分析は自社が何者であるのか、その商品やサービスはどんな特徴や長所、ストロングポイントがあるのか、それらを分析することで、アピールしたいポイントをひきだします。

自社を知るためのヒントとなるポイントが5つあります。

  • 創業物語や企業の歴史
  • 企業文化や企業哲学
  • 商品・サービスコンセプト
  • 社会とのかかわり方(社会貢献含む)
  • 市場での強み(実績・商品の技術、研究力、原料、生産地、シェア、サービス力など)

これらのポイントを参考にしながら、自社を分析します。

競合と比較

自社の現状分析ができたところで、次に競合との比較を行います。主に3つのポイントについて、現状を把握します

  • 自社と競合他社の違い(商品の性能やデザイン・サービスの内容/価格/販売場所や流通販路/広告宣伝・広報など)
  • 他社の強みと弱み
  • 自社と競合のターゲットとなる顧客や消費者の違い(年齢・性別・職業・趣味など)

競合と比較をすることでマーケットのなかでの自社のアピールポイントや立ち位置が明確にみえてきます。それによって、次のステップの「ブランドアイデンティティの構築」をより効果的、効率的にとりくむことができます。 

ブランドアイデンティティの構築

ブランディングを進めていくなかで、最も重要になるのがこの「ブランドアイデンティティの構築」です。

ブランドアイデンティティとは何でしょうか?

「企業・商品・サービスについて、顧客や消費者にどのようにイメージしてほしいか」

をだれにでもわかりやすい簡潔な言葉であらわしたものです。

企業の商品やサービスを唯一無二の存在であるブランドとして顧客や消費者に認識してもらうためには、自社が何者であるかを明確にする必要があります。自社をどのように思われたいか、認識してもらいたいか、それを具現化したものがブランドアイデンティティです。

第1ステップで「自社とマーケットの現状分析」を行ったことで、自社の商品やサービスについて具体的に理解し、把握することができました。そこから一歩進み、「自社とマーケットの現状分析」から導きだした結果から、自社をどのように認識してもらいたいか、簡潔なわかりやすい言葉へと落とし込みます。それがブランドアイデンティティです。

いくつかブランドアイデンティティの事例をみてみましょう。

■ユニクロ

「ユニクロは、あらゆる人が良いカジュアルを着られるようにする新しい日本の企業です。」

出典:https://www.fastretailing.com/jp/group/strategy/

■みずほファイナンシャルグループ

「日本、そして、アジアと世界の発展に貢献し、お客様から最も信頼される、グローバルで開かれた総合金融グループを目指します。」

出典:https://www.mizuho-fg.co.jp/company/policy/brand/index.html

■パナソニック

「私たちパナソニックは、より良いくらしを創造し、世界中の人々のしあわせと、社会の発展、そして地球の未来に貢献しつづけることをお約束します。」

出典:https://www.panasonic.com/jp/corporate/management/philosophy.html

コーポレートブランディングの礎となるのが、このブランドアイデンティティです。

ブランドアイデンティティの浸透

第1ステップから第3ステップは企業内で取り組み、いよいよ最終ステップでは顧客や消費者との関係をつくり、第3ステップでつくった「ブランドアイデンティティ」を広く世間に知ってもらう活動を行います。ここでは、「企業活動」と「デザイン」の大きく2つの取り組みがあります。

企業活動から

すべての企業活動にブランドアイデンティティが徹底できるよう、企業の役員や社員はもちろん、一緒にプロジェクトに取り組む代理店やベンダーにもブランドアイデンティティの認知を徹底します。

社長や経営陣が対外的に出すメッセージは常にこのブランドアイデンティティを意識し、商品戦略やマーケティング活動にも反映されます。社員はブランドアイデンティティがあることで、自社への理解を深め、あるべき姿を意識し、日々の業務に取り組みます。それが営業活動や広報活動などをとおして、社外へと発信されることになります。

ブランドアイデンティティをベースにした360°方向の企業活動をとおして、顧客や消費者はどのような企業なのかを意識し、信頼を寄せ、ブランドが確立していきます。

デザインから

デザインは企業や商品の第一印象を決める重要な要素です。ブランドアイデンティティはわかりやすい言葉で表現していますが、それを視覚的に一目みてわかるように表現してくれるのがデザインです。

ブランドアイデンティティを体現するデザインで、顧客や消費者が最も目にすることが多くなるのが、企業や商品のロゴです。

他にも商品のパッケージデザインやショッピングバッグ、名刺やレターヘッド、また、デジタル化が進む時代、HPやオンライン広告など企業のデジタル活動にもデザインは深く関わっています。目に触れたり手に取るもの以外でも、店内のディスプレイやセールスパーソンの制服など、デザインは顧客や消費者の印象やイメージを左右します。

ブランドアイデンティティが反映されたデザインは、ブランドとして市場に浸透するための企業活動を力強くサポートしてくれます。

ブランディングを構築するために重要な2つのポイント

ブランディングを進める基本的な手順や流れをご紹介してきましたが、そのなかで常に意識すべき、2つのポイントがあります。ひとつは「一貫性」、もうひとつが「独自性」です。

一貫性=矛盾がなく、ぶれないブランドになる

マーケットを分析して、ブランドアイデンティティが構築できたら、そのブランドアイデンティティからぶれない活動を長く続けることが大切です。

どこかで少しでも違う路線に走ってしまうと、そこから迷走がはじまります。消費者は混乱し、それまで築き上げてきたものが振り出しにもどってしまいます。時代の流れや社会の状況に応じて少しの調整はあったとしても、軸となる部分は常に変わらずに有り続けることで、顧客や消費者からの信頼されるブランドが育まれていきます。

独自性=唯一無二である

消費者は日々、多くの情報にふれています。何か商品やサービスを選ぶときにも、そのあふれる情報のなかから比較検討します。

ブランディングを成功させるためには、唯一無二の存在であることが重要です。競合他社にはなく、真似することもできない独自性がブランディングを成功へと導きます。

ブランディングを進めるとき、最初に自社とマーケットの現状分析で独自性を探し、次にブランドアイデンティティの構築で独自性を具現化し、最後にブランドアイデンティティが浸透することで独自性をマーケットに認識してもらいます。

「独自性」をどのプロセスでも常に意識して進めることで、他と比較されない唯一無二のブランドが構築できることでしょう。

ブランディングは4段階を踏んで完成する

ここまででお伝えしたように、ブランドを作るには4つの手順があります。

  1. 自社の分析
  2. 競合と比較
  3. ブランドアイデンティティの構築
  4. ブランドアイデンティティの浸透

以上が、自社のブランドを浸透させるプロセスです。

この手順を見てご自身で実行するのが難しいと感じるなら、ブランディングを外注することもお考えください。ブランディングに強い会社なら、ブランディングを包括的にプラニングし、実践してきた経験を重ねています。ブランディングに特化した知識と経験があるからこそ、それまで気づかなかった自社の真の課題や秘められた強みをみつけ、50年、100年とつねに成長を続けるブランドを育むことへとつながります。

まずは依頼に必要な費用感を見てはいかがでしょうか?

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